多野東部森林組合

第1回 勉強会(仮)を開催しました。

「勉強会」という名称はいかにも堅苦しくて嫌だったのですが、良い名前（マジメ過ぎず怒られない程度のもの）が浮かばなかったので仮称で進めています。

 

日頃から活発に意見や要望を挙げてくれる当組合の現場従業員ですが、今回は若手従業員達から、「自分達が普段現場で行っている作業について、もう少し深く知りたい」といった内容の要望が出ました。

事務所職員としても、「自分達の指示や施業の趣旨が正確に伝わっているかどうか」や、「それら理論が現場に即したものか」を検討する良い機会と考え、今回の開催に至りました。

 

最初のうちは主に若手職員・従業員の希望者で、毎回テーマと発表者を決めて行います。

発表者は事前に調べてきた内容を発表し、それに関する議論（脱線も容認する方向）や質疑応答を行う…といった形で、しばらくは進めていこうと考えています。

 

また、この会では、

・わからないことをそのままにしない

・思ったことを率直に口に出してみる

・間違いや、自分と違う意見を知識獲得の機会と捉える

・役職や職歴、年齢に関わらず、対等の立場で紳士的に議論を行う

・全員が会話に参加し、出来る限り楽しく行う

・1回1時間以内とする（仕事後に行うため、参加者の疲労等も勘案した制限）

といったようなゆるいルールを設けました。

 

第1回目では、各事業における目的の確認や、選木から間伐までの基本的な流れについて情報の共有が行われました。

全体を通して、「作業の進め方」や、「判断基準」といった現場サイドの内容に関心が集まっており、色々な意見が出ました。

楽しみながら知見を深めることにより、理論や事業概要と現場作業との隔たりが埋まれば良いなぁ…などと思うところです。